「そなエリア東京」は、地震災害直後の支援が少ない72時間を生き抜く知恵を学ぶ
防災体験学習ツアー「東京直下72hTOUR」を中心とした防災体験学習施設です。
この施設では、被災地や避難所の様子を再現した実物大のジオラマ展示があります。
さらに、首都直下地震について、なぜ起きるのか、いつ、どのような被害想定なのかを紹介する首都直下地震特設コーナーや、
地震発生後を生き抜くヒントや備えたいグッズの紹介も行われています。
防災体験学習(そなエリア東京) | 東京臨海広域防災公園 (tokyorinkai-koen.jp)
今年(2024年)の元旦に能登半島地震が発生し、我が家の防災意識も高まっていたため、
子供への教育(といいつつ自分が行ってみたかった笑)もかねて体験してきました。
目次
- 「東京直下72hTOUR」の概要と体験内容
- ジオラマ展示とクイズで地震発生後の避難を体験
- 防災カードゲームや防災グッズの見学
- 首都直下地震についての理解
- 地震の発生原因と被害想定
- 防災ヒントと備えたいアイテムの紹介
- オペレーションルームの役割と見学
- 緊急災害現地対策本部の候補地としての役割
- オペレーションルームの機能と設備
「東京直下72hTOUR」の概要と体験内容
「東京直下72hTOUR」は、首都直下地震の発生から避難までを体験するツアーです。
ジオラマ展示でリアルな地震の状況を確認しながら、タブレット端末を使いクイズ形式で防災知識を学習していきます。
職員さんの説明で始まり、目の前のエレベーターに乗り込みます。
エレベーター内で地震が発生します。照明が暗くなるため子供は結構ビビってました(笑)
エレベーターを降りると、暗闇の中非常灯を探して外に避難を行います。
地震発生後の街の状況を模した展示は結構リアルで、非日常の異世界にいるような感覚に捉われます。一方で地震アラートも場内に鳴り響いており、地震にトラウマがある方はご注意です。。
3問~5問(確か)ほど、クイズに答えたら避難場所の展示へ移動します。
避難場所には仮説トイレやテント、道具の展示が様々あり、当事者となったときに何を使ってどんな設備を作るべきかを学習できます。身近にあるペットボトルを使った椅子などの展示もあり、自分ができることは何か?という視点でも学べます。
防災グッズの見学
「東京直下72hTOUR」では、防災グッズの展示も行われています。
地震発生時に必要なアイテムや備えたいものを実際に見て、理解することができます。
非常食、懐中電灯、ラジオ、防寒着、マスク、水など、基本的なものから
高齢者、女性、乳幼児、妊婦、障がい者向けにどのような備えが必要かも展示しています。
展示グッズごとにQRコードが貼付されており、ブックマークしておけば後から見返すこともできます。
オペレーションルームの役割と見学
オペレーションルームは、緊急災害現地対策本部の候補地としての役割を果たします。
地震発生時には、ここが指揮センターとなり、被災者の救助や避難誘導、情報収集などが行われます。オペレーションルームの機能や設備を見学窓から覗いてみてください。
(当日は都合により見学はできませんでしたので写真なしです。。)
まとめ
「東京直下72hTOUR」を通じて、人々が災害に備える知識と行動の重要性を学びました。
防災意識を高め、日常生活でできる備えを実践しましょう。